hotaru no hikari (ABOO singers 9)

  • 2016.02.15 Monday
  • 22:41

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 先日、棚倉町で行われました「蛍の光音楽祭」に出演してきました(棚倉町教育委員会主催)。このコンサートは、唱歌「蛍の光」の作詞者「稲垣千頴」の功績を顕彰するためのものです。
 皆さんもお馴染みの唱歌「蛍の光」は、スコットランド民謡「オールド・ラング・ザイン」を原曲に、棚倉町出身の稲垣千頴(いながきちかい・1847〜1913)が、日本語作詞を手がけました。
 千頴は12代棚倉藩主松平康爵(まつだいらやすたか)の家臣の家の生まれです。幼い頃から学問に打ち込み、特に日本独自の文化や思想を研究する国学で業績を積み、東京師範学校(現筑波大学)の教諭などを歴任しました。一方で教科書編纂事業といった当時の学校教育にも尽力し、西洋音楽教育の導入にあたって、卒業式にふさわしい唱歌として「蛍の光」の歌詞を書きあげたそうです。
 このような超有名な歌詞を作った人が白河市近隣の棚倉町にいたのですね!今まで知りませんでしたが、それもそのはずです。稲垣さんが棚倉町出身だと分かったのが、ここ数年の話なのだそうですから。「稲垣千頴」研究の第一人者・歴史家の中西光雄さんがそう仰って言ました。
 ところで、中西光雄さんの弟さんはと言うと、なんと歌手の中西圭三さんなのですよ(Choo Choo Train, Ticket to Paradise, Timingなどで有名)!驚きました!今は「WA-OTO(ワオト)」という三人(ピアニスト・宮本貴奈さん、篠笛奏者・狩野泰一さん、シンガー・ソングライター・中西圭三さん)でユニットを結成して、J-POP/邦楽/ジャズ等、ジャンルの枠を飛び越えて、和と洋の融合を試みながら日本の心をあらためて見つめなおす演奏活動を行っているとのことです。
 「WA-OTO(ワオト)」の演奏を客席と舞台袖から聴かせて頂きましたが、とっても心に染み入る音色・歌声で、懐かしい感覚が呼び覚まされてしまいました!美しい日本の風景(山や川や田んぼ、夕焼けなど)であったり、しとやかな記憶が思い出されてきました。大好きな「糸」を聴いた時には心が震えましたし、宮本さんのピアノでのジャズ弾き語りでは「ワオー!」感覚でした。篠笛の音色は哀愁を醸し出しますよね。様々な感動が味わえました。その時に買ったCD「WA-OTO (Departure)」は、ゆったりとした楽曲で寛ぎたい時にはもってこいのアルバムですよ!
 今回のコンサートには、「WA-OTO」の他に、修明高等学校合唱部、尚美学園大学新音楽集団匠、早稲田大学グリークラブ、ABOO singers(アブー・シンガーズ)が出演させて頂きました。前日夜からの合同練習はその日降った30CMからの雪も溶け出してしまいそうな程の熱を帯びた、活気ある活動でした。最初はみんなで一緒に「蛍の光」を歌うだけの予定だったのではないかと思うのですが、「ワオト」の皆さんの粋な計らいで、なんと「Choo Choo Train(チュウチュウトレイン)」までもコーラスで歌えることになりました!始めはみんな硬かったのですが、中西圭三さんの指導のお陰で緊張が解れてきて、最後の方はみんなノリノリでとっても楽しくステキな笑顔で歌うことができました。もしかしたら、平均年齢が倍以上のアブー・シンガーズが1番楽しんでいたのかもしれませんが・・・(笑)
 当日はそれぞれのグループが持ち歌を3曲程披露することができました。会場の皆様には楽しんで聴いて頂けたかなあと思っております。こうしたプロのミュウジシャンの方々や学生の皆さんと歌う機会を与えて頂き、また観客の皆様と一緒に「蛍の光」を合唱できたことは、光栄なことであり素晴らしい経験になりました(感謝)!
 お呼び頂きました棚倉町教育委員会生涯学習課の皆様、音響、会場整備の皆様には深く感謝しております。ありがとうございました。