俳句2(史跡巡り=白河市内)

  • 2020.10.16 Friday
  • 22:03

いつも読んでいただきありがとうございます。
 前回俳句を始めたと書いた。その後、縁あ
って全4回の俳句教室に通うことになった。
2回目からの参加になるが、市内の史跡を見
て回り、そこで俳句を作るというものだった
ため、ワクワクしながら楽しみにして待って
いた。


 待ちに待った当日市役所の駐車場に、30人
程の俳人達(?)が集合し2台のバスに分乗
して、みんなでいよいよ史跡巡りに出発!


 3か所の史跡を廻る予定で、1つ目は白河
関(那須郡と白河郡=下野国と陸奥国の境に
設置された)跡を見て回った。奥州三古関
(念珠関=ねず関、勿来関)の一つで、奈良
時代から平安時代頃に使われていた国境の関
だった。


 その後律令制の衰退とともにその機能を失
ってしまったが、歌枕(和歌の名所)として
文学の世界で都人の憧れの地となり、能因、
西行、松尾芭蕉など時代を代表する歌人、俳
人達が多くの歌を残したそうだ。


 2つ目は関山を訪れた。その南麓の硯石地
区に磨崖三十三観音がある。安山岩に観音菩
薩や阿弥陀如来が彫られている。周辺にはた
わわに実った稲穂が黄金色に輝いていて、蜻
蛉が気持ち良さそうに飛んでいた。


 ここで、みんなで俳句を作ってみることに
なった。菩薩様を見ていて、こんな句が浮か
んできた。

 

 風薫る 菩薩の笑顔 優なでり

 

 先生に見てもらうと、「優なでりという日
本語はありますか」と聞かれ、「ありません」
と応えると、「なでるには優しくという意味
も込められているから、なでにけりとすれば
いいのではないですか」という助言を頂いた。

 

 風薫る 菩薩の笑顔 なでにけり

 

 俳句は言葉遊びだからこそ、言葉選びが大
切で、言葉を深く知ることなんだな〜と感じ
た。


 3つ目は建鉾山に登った。建鉾山は古代に
祭祀が行なわれていた山で、表郷村三森にあ
る。実は母親がこの三森月桜の生まれですご
く近くに住んでいたため、子供の頃母の実家
に来ると、近所の子供達と建鉾山に登ったり、
槻木に行ったりしてよく遊んだ。
あれから40数年ぶりでここを訪れた。


 ここに日本武尊命(ヤマトタケルノミコト)
の伝説がある。日本武尊が東夷征伐の折、こ
の山頂に鉾を立てて都々古別神を奉祀した。
近くに槻木があって、夜半その槻木を見ると、
月光に映じて満開の桜に見えたいう。そこで、
この地に三森月夜桜の名がついたと(伝説の
ことなどまったく知らなかったなあ〜)。

 

 建鉾山 武尊の桜 夢の秋  

 

 道中予定にないコンビニ休憩を申し出るお
じちゃん、おばちゃんパワーに圧倒されつつ、
半日皆で吟行を楽しめたのは、素晴らしい体
験になった。担当者の方々も時間に押されな
がらも、心配りが素晴らしかった。お疲れ様!


 天気に恵まれて建鉾山から眺める景色は、
絶景だった。青空と入道雲に包まれた三角錐
の関山と那須連峰を背景に黄金色の稲穂が、
眩しく輝いて揺れていた!たくさんの蜻蛉が
仲良くスイスイと風に吹かれて、目の前を流
れて行った!!

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